国語力が高い子の家庭には共通点があった!part4「季節感のある暮らし」
こんにちは!
お助け中学入試国語 ゆりです。
季節感を大切にしよう
日々暑くなる空気に、夏本番が今から恐ろしいですね…。
しかし、夏といえば「すいか!海!花火!お祭り!…」。
楽しいイベントが盛りだくさんですから、暑さなんかに負けてはいられないですね。
我々は、職業柄、夏期講習という繁忙期がやってきますので、楽しいとは言っていられないのですが…。
それはさておき、今回も国語力が高い子の家庭の習慣です。
今回は「季節感のある暮らし」です!
ハテナが付きそうですね…。
「季節感と国語、いったい何の関係があるの?」
そんな声が聞こえてきそうです。
しかし、実は関係が大有りなのです。
季節感のある暮らしとは?
日本の良いところは?という質問をされたとき「四季がある」と答える方がいらっしゃいますが、それは正確ではありません。
英語にも春夏秋冬それぞれを表現する単語があります。四季は日本の専売特許ではありません。
しかし、こう言うことはできる気がします。
「日本人は、四季を楽しむことに長けている」と。
七草粥・菖蒲・入梅・すすき・ゆず…。
季節ごとの行事を彩る様々な植物。
次から次へと移り行く魚の旬。
甘み・旨味を濃くしながらら出番を待つ野菜や果物。
次は何を食べよう?とワクワクしますね。
さて、これまで私が受け持った子の中で、国語がずば抜けてできた子を挙げてみると、ご両親が年配の方だったり、おじいちゃん・おばあちゃんに日常的に囲まれたりしていた子が多かったのです。
話を聞くと、先述したような年中行事を大切にしたり、旬の食材を使ったお料理が多かったりといった傾向がありました。
まとめ
入試問題では、韻文(詩・短歌・俳句)が出題されることがあります。
直接、季語が問題になることもありますし、季節感を五感で感じることができるかを問うものもあります。
季節感に富んだ生活をしていると、自然と「擬態語」を多く使うことになりますし、ちょっとした変化に敏感になれるのですね。
様々な体験をすることができますし、言葉も増えますし、刺激も受けますし、疑問も生まれやすいですし、すごくお得な方法なのです。
忙しい日々の中で、年中行事に時間を割いたり、旬の食材を使ったお料理を用意することは大変ですが、少しずつ楽しみながら日々をお過ごしいただければと思います!
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皆様とお子様が、笑顔で中学入試を迎えられますように。
お助け中学入試国語 ゆり